令和4年度の当組合の業績は次のとおりです。組合員の皆様をはじめ、お客様のご支援にお礼申し上げます。
令和4年度の預金残高は、期中84億30百万円増加し、期末残高は1,469億51百万円となりました。
役職員一丸となって貸出増強に努めた結果、期中22億50百万円増加し、期末残高は、985億22百万円となりました。
令和4年度は、マイナス金利政策の影響による運用利回りの低下はあるものの、貸出金残高の増加により貸出金利息収入が前年度比+36百万円となり、資金運用収益では前年度比+22百万円となりました。また、経費削減に努めたこと等から、コア業務純益は前年度比+81百万円の3億29百万円を計上しました。当期純利益は前期比74百万円増加の273百万円となりました。その結果、8期連続での配当を実現することができました。
金融機能強化法の活用により、自己資本額は大きく増加しており、令和5年3月末現在の自己資本比率は、12.26%となり、健全性の基準である4%を大幅に上回っており、財務基盤は磐石なものとなっております。
(単位:百万円、%)
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | |
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預金積金残高 | 122,622 | 132,403 | 138,521 | 146,951 |
出資金残高 | 8,084 | 8,086 | 8,095 | 8,098 |
貸出金残高 | 84,403 | 92,051 | 96,271 | 98,552 |
有価証券残高 | 27,821 | 24,815 | 21,877 | 18,740 |
資金利益 | 1,615 | 1,628 | 1,659 | 1,678 |
コア業務純益(※) | 195 | 209 | 248 | 329 |
業務純益 | 191 | 151 | 206 | 328 |
当期純利益 | 263 | 221 | 198 | 273 |
自己資本比率(単体) | 11.88 | 12.24 | 12.31 | 12.26 |
※コア業務純益は、有価証券等の売却損益や償却費用、貸出金償却及び個別貸倒引当金繰入額等を除いた損益です。