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「地域密着型金融推進計画」の公表について
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滋賀県信用組合(理事長 宇津木 正久)は、平成17年3月に金融庁が公表した
「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」に対応し、
「地域密着型金融推進計画」を下記のとおり策定いたしましたので公表いたします。
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1.地域密着型金融推進計画の基本的な考え方 |
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前回の「リレーションシップバンキングの機能強化計画」では、
経営改善支援に取組みなどにおいて積極的に取組んでまいりました。
今回の「地域密着型金融推進計画」においては、改めて重点施策を検討の上、計画策定を行いました。
前回成果の上がった取組みについては引続き重点項目として盛り込み成果を維持拡大していく反面、
成果が出せなかった取組項目や検討の結果実施を見送った取組項目については、
再度その必要性や実現可能性を見極めた上でメリハリのある取組みを行っていきたいと考えております。
県内企業は全体としては業況回復は進んでいるとみられますが、個別企業の状況においては、
構造的に財務体質が改善されず、過重債務や資金繰りに不安を抱いている企業も少なからず見られます。
取引先と共に持続的な繁栄を目指すため、当組合は取引先の経営改善支援を継続していきます。
信用組合は地元企業とは親密な間柄にあります。足の金融機関として取引先への訪問回数も最も多く、
気さくな中にも本当にお役に立つ提案力や支援力を磨き頼りにされる地域金融機関を目指して努力してまいります。
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2.地域密着型金融推進計画の主な取組み内容 |
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本計画においては、前回の「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の評価を踏まえ大きく
「事業再生・中小企業金融の円滑化」、「経営力の強化」、「地域の利用者の利便性の向上に係る取組み」
の三つについて取組んでまいります。
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(1) 中小企業金融の再生に向けた取組み |
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経営相談・支援能力を身につけ、お取引先のランクアップに努めて参ります。 |
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@ 創業・新事業支援機能等の強化
A 取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
B 事業再生に向けた積極的取組み
C 担保・保証に過度に依存しない融資の推進等
D 顧客への説明態勢の整備、相談苦情処理機能の強化
E 人材の育成
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(2) 経営力の強化 |
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「健全性の維持」と「収益力の強化」をとおして、金融機能を高めてまいります。 |
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@ リスク管理態勢の充実
A 収益管理態勢の整備と収益力の向上
B ガバナンスの強化
C 法令等遵守(コンプライアンス)態勢の強化
D ITの戦略的活用
E 協同組織中央機関の機能強化
F 貸出金信用リスク管理態勢の強化
G 不良債権の回収及び不良債権比率の改善
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(3) 地域の利用者の利便性向上に係る取組み方針 |
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取引先への相談や支援を通し、地域になくてはならない金融機関を目指しております。地域の利用者の利便性向上に資するため、以下の項目に取組んでまいります。 |
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@ 地域貢献等に関する情報開示
A 地域の利用者の満足度を重視した金融機関経営の確立
B 地域再生推進のための各種施策との連携等
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以 上 |
○地域密着型金融推進計画の策定について |
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「地域密着型推進計画(平成17年度)」 |
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「地域密着型推進計画の要約(平成17年度)」 |
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